カナダで学ぶアメリカ研究
カナダ留学でアメリカ研究を学ぶ
アメリカ研究では世界で最も影響力ある国の一つ、アメリカの歴史、発展、多様性について学びます。音楽、映画、政治、文学、歴史などのトピックを学ぶモジュールを履修し、世界的影響力を持つアメリカの特異な成長を捉えます。
一年目にはアメリカの基本的な文化と歴史を学び、二年目では様々なトピックから自分が学ぶものを選ぶ柔軟なシステムになっています。三年次に多くの大学では卒業論文を提出する前に、一年間カナダかアメリカで学ぶ機会があります。
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アメリカ研究の学位の種類
学士
カナダの大学では、アメリカ研究を学ぶことでアメリカの文化、歴史、社会、政治、文学などの総合的な理解ができるようになります。学問分野の境を超えた見方や批判的思考でアメリカでの暮らしの様々な面を分析・解釈します。多くのプログラムには基本となるコンセプトや理論、研究方法を学ぶ必修科目があり、学生の知識や分析力を発展させます。
- コースの期間:4年
- 学費:年15,000から35,000カナダドル、もしくはそれ以上
- 入学要件:高校卒業またはそれと同等の学力があるとみなされる者
修士
アメリカ研究の修士コースはアメリカの文化、歴史、社会、政治、文学やその他の分野での深い探究が可能です。アフリカ系アメリカ人研究やジェンダー・セクシュアリティ研究、ネイティブ・アメリカン研究、ポップカルチャー、多国籍学、都市学、環境学などを含む、各学生の興味や研究対象に合わせたアメリカ研究の分野を専門に学ぶことができます。
- コースの期間:1,2年
- 学費:年15,000から35,000カナダドル、もしくはそれ以上
- 入学要件:認可された大学もしくはカレッジで学士を取得しており、GPAが4点中3点以上であること。英語が母語でない場合、IELTSで最低でも6.0から7.0のスコアを取得しており、すべてのセクションで6.0以上のスコアであること。
博士
博士課程では、幅広くアメリカ研究の基礎を扱う包括的なコースワークが含まれます。学生はアメリカ研究にあける発展的な理論体系や研究手法、批判的なディベートを深く学ぶセミナーとコースを履修します。博士課程において最も重要なものは、アメリカ研究の分野に新しい知識をもたらす独自の研究のプロジェクト、博士論文です。
- コース期間:4-6年
- 学費:年10,000から35,000カナダドル、またはそれ以上
- 入学要件:アメリカ研究、歴史、英文学や社会科学・人文学の関係のある分野での修士課程を修了しており、GPAが4点中3.5点以上であること。英語が母語でない場合、IELTSで最低でも6.5から7.0のスコアを取得しており、すべてのセクションで6.0以上のスコアであること。
奨学金
アメリカ研究はアメリカの文化、歴史、文学など、複数の学問分野にまたがる広い学問ですので、カナダのアメリカ研究のみを対象とした奨学金はないかもしれませんが、大学・大学院で関連する分野を学ぶ留学生向けの様々な奨学金があります。
- トルドー財団奨学金:トルドー財団はアメリカ研究を含む人文・社会科学の分野での研究を行う傑出した学生に博士課程の奨学金を提供しています。この奨学金では最長4年の金銭的援助を得ることができます。
- ヴァニエ・カナダ大学院奨学金:ヴァニエ・カナダ大学院奨学金は、学業や研究で優秀な成績を収めた博士課程の学生に贈られる威信ある奨学金です。アメリカ研究に限らず、関連する分野の学生が申し込むことができます。最長3年の金銭的援助を得ることができます。
- 各大学の奨学金:カナダの多くの大学は優秀な成績を収めた留学生に奨学金を提供しています。アメリカ研究だけを対象としているわけではありませんが、関連するプログラム・複数の分野にまたがる勉学を学ぶ学生が申し込めます。
アメリカ研究卒業生の仕事
アメリカ研究のプログラムで学んだ後、卒業生はアメリカの歴史、文化、社会、政治の他分野にわたる知識を活かして、多彩な仕事に就くことができます。
- 文化プログラムのコーディネーター:卒業生は文化施設、博物館・美術館やコミュニティ組織で、アメリカの歴史、芸術、文化に関連したイベント、展示、教育プログラムの組織・計画をするプログラムコーディネーターとして働くことができます。
- リサーチアナリスト:調査・分析のスキルを持つ卒業生は、シンクタンク、政府機関やコンサルティング会社で、アメリカの政治、政策、社会問題について調査するリサーチアナリストとして働くことができます。
- パブリックリレーションズ専門家:卒業生はアメリカとの関わりのある組織や国際的な組織で、パブリックリレーションズの分野の仕事に就くことができます。
- アカデミックアドバイザー:卒業生はアカデミックアドバイザーの仕事に就き、学生の学びやコース選択、キャリアプランニングのサポートができます。大学や教育機関で働くことができます。
- 国際関係の専門家:アメリカの政治や国際関係を理解している卒業生は国際組織、外交使節団、政府省庁で政策策定や外交イニシアティブに貢献する専門家として働くことができます。
- ジャーナリストやライター:卒業生はアメリカの文化、政治、社会問題に焦点を当てた新聞・雑誌・オンライン出版物の記事を書くジャーナリズムの仕事に就くことができます。
- まちづくりに関わる職員:卒業生は社会問題の解決に向け多様なコミュニティと協力し、多文化理解やアメリカのコミュニティや組織との関係を促進するまちづくりに関わる仕事に就くことができます。
- 企業コンサルタント:卒業生はアメリカとの貿易がある企業向けに、アメリカの文化のニュアンス、マーケットのトレンド、経営戦略についてのコンサルティングの仕事に就くことができます。
- 博物館・美術館の学芸員:アメリカの歴史や文化を専門とする卒業生は博物館・美術館で展示管理やアメリカの歴史を示す芸術品を保存する学芸員として働くことができます。
- 非営利団体の管理者:卒業生は人権、社会正義、文化交流プログラムなど、アメリカに関連のある目的を持つ非営利団体に貢献することができます。
年収
アメリカ研究は多分野に及ぶ学問ですので、卒業生は様々な方面で働いており年収に幅があります。以下はカナダでアメリカ研究を学んだ卒業生の年収の一例です。
- 文化プログラムのコーディネーター:年収35,000から60,000カナダドル
- リサーチアナリスト:年収40,000から80,000カナダドル
- パブリックリレーションズ:年収40,000から80,000カナダドル
- アカデミックアドバイザー:年収40,000から70,000カナダドル
- 国際関係の専門家:年収40,000から100,000カナダドル、もしくはそれ以上
- ジャーナリストやライター:年収30,000から100,000カナダドル、もしくはそれ以上
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アメリカ研究についてよくある質問
アメリカ研究の学位はカナダで認可されていますか?
はい。アメリカ研究の学位は一般的にカナダで認可されています。学位についての認識は教育機関、学習分野やカナダの認可組織や雇用主の要項などに影響されますのでご理解ください。
アメリカ研究のモジュールの例を教えてください。
アメリカ研究はアメリカの社会、文化、歴史、政治、文学の様々な面を学ぶ、多くの学問にまたがった分野です。アメリカ合衆国をその歴史、文学、芸術、政治、社会運動、ポップカルチャーなどから多角的に捉えることが含まれます。
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Amanpreet Kaur International Business Management (May 2024 intake)